ソーマ・キューブ

 デンマークの詩人でパズル・デザイナーのピート・ハインが,ソーマ・キューブを発表したのは1936年だった。以来それは年齢を超えて人々の魅惑と困惑の根源であり続けた。長いパズルの歴史の中で,ソーマのように専門のニュース誌が発行された例は少ないだろう。
 その7片は「立方体を4個以下つないだもののうち,凹の面を持つものすべて」を選び出したものである。きれいな選択である。優雅さと多様性では,まさに3次元界のタングラムである。なんと数千種もの形が簡単な7片からつくれるのである。
 アルダス・ハックスレイの「ブレイブ・ニュー・ワールド」という本に出てくるある薬は,飲むと夢心地の状態になる恍惚状態になるそうだ。
 その薬の名前がソーマの語源だというのだから,ひとこと警告しておきたい。‥‥中毒にご注意!
 ピート・ハインは、量子力学を講義中にソーマ・キューブを着想したという。
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 この項は全面的に, ジェリー・スローカム、ジャック・ボタマンズ 「パズル その全宇宙(PUZZLEE OLD & NEW)」 (日本テレビ1988.5.6)によっている。
 「ソーマ・キューブの定義」と「ソーマの語源」を伝えたかった。
記・右左見