3月4日(土)「久々の講演で張り切り過ぎた風さんの巻

地元の高校の数学の先生が中心の研究会「西三数学サークル」のお招きで、
講演をさせていただいた。タイトルは「数学は小説になる 『算聖伝』関孝和
『円周率を計算した男』建部賢弘を語る」だった。
 ほぼ1年ぶりの講演だったことと、数学の先生が対象ということで、難しい話
もオッケーと判断したため、大いに張り切ってフルコースのメニューで講演した。
しかし、内容が多過ぎて、雑駁な印象を持たれた恐れもある。
 私の講演の内容はともかく、講演後の夜の懇親会に同席することで、当方と
しても得ることが多かった。先ず、このサークルの家族的な雰囲気と息の長い
活動に感動した。研究会とは言っても、決して硬くて難しい話ばかりしているの
ではない。身近なところで発見した面白いものを紹介し合い、教育現場での悩
みを語り合い、そして数学に関係したトピックスで視野を広げているのである。
今日も、工業高校の生徒に作らせたという知恵の輪を持参して見せたり、100
円ショップで見つけた面白グッズを紹介したり、生徒との熱い交流を語ったりし
て大変興味深かった。また、しばらく教員の採用がほとんどなかったため、先生
の年齢構成がいびつになっていて、若手とベテランに二分されていることは、生
徒指導のノウハウの伝承という点で、今後問題が起きそうなことも知った。
あと、今日とてもありがたかったのは、出版社から事務局へ送ってもらった拙著、
『円周率を計算した男』『算聖伝』『和算忠臣蔵』各15冊合計45冊に対して、
出席者は30名に満たなかったにもかかわらず、売れ残りがたった6冊という結
果になったことだ。サインは大変だったが、うれしい悲鳴である。私も家から何
冊かの書籍をプレゼント用に持参したのだが、それらももらってもらえて良かった。
 帰宅は深夜になったが、就寝前のロックが美味かった。