西三数学サークル通信34号

2次関数のグラフを書く・・・・・・・・・・・・薦田(安城学園高校)

のグラフは左図のように奇数列的に点を取ることを
紹介し、のグラフの場合はa倍した点を取る方法で
指導、a=2,3,4・・・の整数倍のグラフは生徒にも良く定着
してきた。しかし、aが分数の場合は“わからない、難しい”と
いう声が続出。だが嬉しいことに、そんな生徒が黒板の前に
集まり、“グラフの点の取り方はつまり・・・”と相談し始める。
その中の一人が“分母の数の目盛りスケールで考えれば
同じだよ”とつぶやく。この言葉で、『のグラ
フはaの目盛りスケールにおいてと相似である。かつ、
これはすべての2次関数が相似である説明に有効である。

ことに気付かせてくれた。
のグラフは左図のように3のスケールを1と考えれ
ば、と同じように1,3,5,7の奇数列的に点を取って
グラフを書くことが出来る。

2次関数のグラフたちの相似比について・・・右左見(明和高校)

2次関数のグラフはすべてと相似である。・・・梶田(岡崎東高校)

次に相似の中心点を探す。グラフの頂点は対応するから、A(0,0)とB(p、q)
を通る直線上に相似の中心がある。相似の中心をCとすると、

     CA:CB=a:1

となる。

@

 

 

 の相似の中心点は

(0,4)となる。

A

 

 

の相似の中心点は

(1,2)となる。

塾の広告

 西尾市にある塾(数学やりたい高校生募集)の広告にあった問題です。

@


  ABは円の直径とするとき、
  x=□cm

A


  A=7cm2 B=3cm2 C=8cm2 のとき  
  D=□cm2                                              

B

  この正方形の面積は□cm2
C

  BDは円の直径、
  AB=4cm,BP=5cmAP=6cm,
  ∠APB=∠CPDのとき
  CD=□cm
D

  円の直径=cm ,BP=2cm
  PD=3cm,AC⊥BDとすると
  AP=□cm ,PC=□cm

E

  x=□°(フランクリンの凧という。
  昔から有名な問題)
F

  AC=□cm  AP=□cm
  CE=□cm  BP=□cm
G

  △ABCの外側に正三角形を3つ作ります。
  それぞれの正三角形の重心を結ぶと、こ
  れが正三角形になります。

この中で、@、A、C、D、E、Hは“中3ならできます”とあるが、いずれも難問です。

魔法使いになってみませんか?・・・・・・・・・中村(刈谷高校)

魔法使い:カレンダーの、どこでもよいから日付け
      (数字)4×4(=16)個を枠で囲ってごらん。

少年・少女:(枠で囲む)

魔法使い:(その枠で囲まれた数字を見て、少年・
      少女の前で、彼ら見せないように、ある
      数字★を書き紙を裏返す。

魔法使い:では、16個の数字の中から1つ数字を
      選び、○で囲み、その数字のある行と列
      の残りの数字を消してごらん。

少年・少女:(おもしろがってやる)

魔法使い:次に、残った数字の中から、一つ数字を
      選び、○で囲み、その数字のある行と列
      の残りの数字を消してごらん。

少年・少女:(ワクワクしてやる)

魔法使い:また、残った数字の中から、一つ数字を
      選び、○で囲み、その数字のある行と列
      の残りの数字を消してごらん。

少年・少女:(善良な少年・少女は飽きずにやってく
       れる)

魔法使い:最後に残った数字にも○をつけ、○をつ
       けた4つの数字を足してごらん。

少年・少女:(楽しそうに、一生懸命、足し算をする)

魔法使い:(さっき裏返しておいた紙を表にして、そ
      の数字を少年・少女に見せる。)

少年・少女:エーッ!

【種明かし】

 カレンダーは右図のようになっている。
上の操作を行い、4つの数の和を求める
と、その和は結局、すべての行と列を1
回ずつ選ぶことになるから

 S=A+(A+1)+(A+2)+(A+3)+7+14+21

  =4A+48=4(A+12)

となる。すなわち、
四角に囲んだ中の左上の数Aに12を
加え、4倍すればよい。

 

A

A+1

A+2

A+3

 

0

A

A+1

A+2

A+3

 

7

A+7

A+8

A+9

A+10

 

14

A+14

A+15

A+16

A+17

 

21

A+21

A+22

A+23

A+24

 
           

※ 上記の種明かしは竹中が作りましたが、中村さんの解答は4つの○の位置を動かす
 こと(HをEに、Sを22に、29を30に)によって対角線の位置にすることが出来るとい
 うものです。従ってその和は対角線の左上の数(6)と右下の数(30)を足して、2倍すれ
 ばよい
ことが分かります。