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西三数学サークル通信152号
西三数学サークルの合宿研究会開く 3月14日(土)、15日(日)に蒲郡荘において2015年の西三数学 サークルの合宿研究会を行いました。今年の講演は折り紙教育を 考える会 代表の加藤渾一氏(北海道)で、参加者は43名(県外か らは北海道、岩手、千葉、東京、石川、長野、京都など過去最高の 20名)でした。 1日目は午後から講演、折り紙で数学的活動・・・発表&ワーク ショップ、夕食、ミニ講演、ナイター(12時半までがんばった人たちも いました)。2日目は9時から12時半まで研究発表と 超過密日程で したが、折り紙と数学のコラボの合宿研究会は本当に楽しい2日間 でした。 |
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講演 「折り紙と数学~その楽しみ方~」 講師 加藤渾一氏(折り紙教育を考える会 代表 元北海道立高校数学教員) 昭和33年の小学校の指導要領から折り紙が消えてから学校ではほとんど折り紙 が活用されていなかったが、最近では高校入試、大学入試に出題されることが多く なり、折り紙教育の活用が見直され教科書にも登場するようになった。(埼玉県の 公立高校では十数年出題されている。) 数学教育への折り紙の活用 ① 具体物:半具体物操作としての折り紙…つる、あやめ ② モデル:教具としての折り紙…デカルト座標、螺旋、箱 ③ 数学モデル:数学的構造の表現としての折り紙…芳賀折り、多面体、 スケルトン模型 |
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入試問題
① 2013年埼玉県公立高校入試問題
② 慶応大学入試問題
同じ大きさの正方形の折り紙が2枚あります、
今一枚の折り紙の中心を他の折り紙の1頂点におき回転させるとき、
両方の重なり合う部分の面積はどうかわりますか。
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