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西三数学サークル通信132号

朝日歌壇より

 ・日常で二次関数使う機会ないと知りつつテスト勉強         (7月29日)
                                   渡部 円香(さいたま市)
 ・二時間目の数学が楽しかったからゴシック体でメールを打とう  (9月23日)
                                   古林 理央(横浜市)

8月に結婚式を挙げられた田中さんが披露宴の出し物として、数学の問題を出題されました
結婚式の出し物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中

「つじつまが合うように、数字を入れなさい」

 左側の問題は数教協の全国大会で発表されたものです。しかし、この問題だけだと、
メッセージ性がなく、数学に興味のない人には解こうとしないかもしれないと思い、右の
部分(すべての行が食べ物の名前になっている!!)を追加した。
 これだけでは、分かりにくい人のために下のようなヒントも用意した。

 まず、0の入る数字を考えて下さい。他の( )に0を入れることができないはずなので、
これはすぐに決まるはずです。
 次に一番大きい数字9に入る数字を考えます。例えば、ここに大きい数字を入れると
どうなるでしょう。他の( )に9を入れる必要が出てきますが、それでは困りますよね。
 ということは、ほとんどの数字が小さい数字に押さえなければならなくなります。
 肝は1に入る数字です。頑張ってください。

 正解者は多数でした。その原因は右側の文字列を見て、文章を完成させてしまい、
さらに、その解答が出回ってしまったという、想定外の出来事でした。
 (正解は0→1個、1→7個、2→3個、3→2個、4,5,6→1個、7→2個、8,9→1個で、
「これからもよろしくね」です。)
 なお、結婚式は8月17日でしたので、二次会の最後に
『本日お越し下さいました皆様に、感謝の気持ちを込めまして・・・、問題です。
 問題:□に当てはまる整数をいれないさい。  □□×□□=817  』
というメッセージカードを渡しました。 

数学マジック 数列の和を求める・・・・・・・・・・・・・・・・・広田

その1