西三数学サークル通信124号
フジテレビ「たけしのコマ大数学科」に
「たのしくわかる数学100時間 上・下」から出題
昨年の10月16日(月)と今年の2月18 日(月)の深夜にフジテレビで放映された 「たけしのコマ大数学科」に「たのしくわ かる数学100時間 上・下」(黒田俊郎・ 西三数学サークル編著・日本評論社) の問題が出題されました。 (残念ながら、東海地区では現在放映 されていません。) |
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昨年の10月16日の第284回「手作りグラフィックス」で放映された問題は次の通りです。
【問題】以下の方程式のグラフを描いた時に現れる絵から 想像出来るある有名な作品名を答えよ。 |
20個のグラフを書くと、左図のようになり、 問題の答はアーネスト・ヘミングウェイの 晩年の海洋小説「老人と海」です。 “東大生チーム”と“マス北野チーム” はみごと正解でしたが、“コマ大数学 研究会”は円が描けず、「蟹工船」と 答えて不正解でした。 |
今年の2月18日の第300回「モビール」で放映された問題は次の通りです。
【問題】 下の図形において、OAが 水平になるように1本のひも でつり下げるには、0から何 cmの所でつり下げればよいか。 |
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モーメント=(重心までの距離)×(重さ)で、紙の重さは均一ですからモビールの
重さ=紙の面積となるから、重心の目盛り=(モーメントの合計)÷(モビールの面積)
となります。正解は 398÷129≒3,085です。
三角形の重心の位置の求め方とモーメントの計算方法が分からないと解けない問
題で“コマ大数学研究会”、“東大生チーム”、“マス北野チーム”の3チームすべて残
念ながら不正解でした。
数列の和・・・・・・・・・・・・・亀井
@ 連続整数の積の逆数の累和
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A 等比数列の和
B 無限等比数列の和